- 被害者の状況:
- 頚部捻挫
- 争点:
- 賠償金額(休業損害、慰謝料)
弁護士法人ALGに依頼した結果 | ||||
---|---|---|---|---|
賠償金額 | 約47万 | → | 約150万円 | 約103万円の増額 |
交通事故事件の概要
ご依頼者様が運転する車が、交差点において、対面信号が赤色表示であったために停止していたところ、後続する加害者の車がご依頼者様の車に追突しました。
この事故により、ご依頼者の車は大破し、ご依頼者様は、頚椎捻挫を負い、約7カ月の通院加療を要しましたが、幸いにも完治に至りました。
ご依頼者様は、加害者側の保険会社から提示された賠償額が適正かどうかを相談するために、弊所にご相談されました。
神戸法律事務所・交通事故案件担当弁護士の活動及び解決結果
弁護士法人ALG&Associates 神戸法律事務所の担当弁護士は、まず、加害者側の保険会社が提示した傷害慰謝料額が、加害者側の保険会社の基準に基づいて提示されていることに着目しました。
さらに、ご依頼者様の話では、内縁関係の交際相手がおり、その交際相手の食事を用意したり、洗濯をするなどの家事労働に従事していたにもかかわらず、休業損害が0円と提示されていたことにも着目しました。
そこで、担当弁護士は、診断書や診療報酬明細書を精査し、傷害慰謝料は当然ながら裁判基準で請求をしました。
また、休業損害については、内縁関係を立証できれば家事労働の休業損害(いわゆる主婦休損)を請求をできると考え、住民票や郵便物などを収集し、内縁関係を立証した上で、裁判基準で家事労働の休業損害を請求しました。
当初、加害者側の保険会社は、家事労働の休業損害の支払いを渋っていましたが、担当弁護士の粘り強い交渉の末、50万円近い休業損害を獲得することができました。
また、慰謝料も裁判基準満額で獲得し、慰謝料だけで50万円以上の増額となりました。
担当弁護士の粘り強い賠償交渉を経て、当初の提示額の倍額以上(額にして100万円以上の増額)となり、依頼を受けてから2か月程度で大幅に増額させることができた事案でした。
加害者側の保険会社は、家事労働の休業損害(いわゆる主婦休損)について支払いを渋ることが多いのですが、交通事故に精通した弁護士が介入してきちんと立証すれば、休業損害の大幅な増額が見込めると改めて感じた事案でした。